宮古用水の機能と歴史、宮古土地改良区の活動等をご紹介します
   
かんがいの導入によりサトウキビ・牧草等の増収が見られ、その他にも多様な効果が認められます。

写真で見る 「かん水地区」と「無かん水地区」
かん水の有無で作物の成長に差が見られます。
  左:かん水地区   右:無かん水地区
10aあたりの反収 = (8.462t)  (3.478t)
約2.4倍の収量差が出ています
増 収 安 定 効 果
 干ばつ時において作物の成長に必要な水分を補給することにより、干ばつ被害を防止するのみでなく、収量の増加や、品質を向上することが出来ます。
作 型 分 化 効 果
 サトウキビを中心に耐干性の強い作物や連続干天期を避けた栽培が行われていますが、自由に水が使用できれば天候の制約を受けることなく、新品種の採用や、計画的な作業が可能となります。
 サトウキビは現在ほとんどが夏植であり、春植は夏植の半分程度の収量しかなく、労力や生産費を考えると夏植が有利ですが、かんがいによって春植の収量が増加すれば春植栽培が有利になることも予測されます。
施 設 園 芸 の 導 入
 水のコントロ−ルが自由になると野菜、花木及び熱帯果樹などの施設を利用した高収益作物の導入が可能となります。特に、施設園芸では点滴かんがいによるマルチ下のかんがいが可能であり、液肥混入器により施肥作業の合理化も図れます。
多目的利用効果
 露地作物などの台風からの塩害防止、防除用水、土壌消毒前後の散水によるガス拡散防止効果など多目的に利用できます。
 また、収穫物や農業機械の洗浄用水などにも広く利用できます。
省 力 効 果
 トラックなどによって水を運搬していましたが、かんがい施設の設置及び自動化により散水作業の省力化及び多目的利用による畑作管理作業の省力化が図れます。
 ー 過剰なかんがいは農業経営と自然環境にとってトクにならない! 

 
下の図はかんがい方法によって、作物の収量や肥料、また、地下水への影響はどうなるかを悪い例(左側)と良い例(右側)に分けて示したものです。
 悪い例は、施肥した後に無駄なかんがいをするタイプです。過剰なかんがい水は、土壌に含まれる肥料成分を地下に流し、地下水を汚しています。一方、土壌の残される肥料分はわずかとなる為、その分を補う為に大量の肥料を施す必要があります。
 良い例は、かんがい指針に従って、適切な時期に適切な量のかんがいを行うタイプです。適切なかんがいは作物による肥料成分の吸収・利用を高め、肥料を節約できるばかりか、地下水に流れ込む肥料分を少なくし、地下水をほとんど汚しません


 ー みんなで守ろう!5つのことがら ー
@施肥した後に過剰なかんがいをしない!
水をかけすぎると、せっかくの肥料が地下に流されてしまいます。
A作物の生育・要求に応じた施肥をしよう!
作物が一番成長する時期が、もっとも肥料を必要とする時期です。
B化学肥料はゆっくりを溶け出す肥料を使おう!
緩効性肥料を使えばムダが少なくなります。
C畑に有機物を増やそう!
堆肥や牛糞など有機物を畑に入れて、土壌の保肥力・保水力を高めよう
D防風林などの樹木を植えよう!
防風林などの樹木は、風を防ぐほか、畑から流れ出る余分な養分を吸収してくれます。


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