宮古用水の機能と歴史、宮古土地改良区の活動等をご紹介します



宮古島は、北東から南西へ弓状に連なる琉球弧のほぼ中間にあって、北緯24度から25度東経125度から126度を結ぶ網目のなかに位置しており、沖縄本島の南西方向約303q、石垣島の東北方向約133qの距離にあります。



宮古島市は、沖縄県宮古列島に位置する市で、2005年(平成17年)に平良市と宮古郡伊良部町・上野村・城辺町・下地町の5市町村が合併して誕生した。
宮古列島の宮古島の全域と池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島からなる。宮古島と池間島は〈池間大橋〉、宮古島と来間島は〈来間大橋〉、宮古島と伊良部島は〈伊良部大橋〉、伊良部島と下地島は6本の橋によって結ばれている。
総面積は約204.20km2で宮古島の周囲は約102.9kmです。




宮古群島の島全体が概ね平坦で低い台地状になっています。宮古島は北西から南東に走る丘陵が数列並んでいます。これらの丘陵の北東側のやや急な崖の足元に断層が走っています。
この断層を境にして北東側が落ち南西側がゆるく傾くように持ち上がった形にな っています。
圏域全体でも山岳部は少なく、最も高い地点は城辺のンキャフス嶺とナカオ嶺でいずれも113mとなっています。
また、大きな河川、湖沼等もなく、生活用水等のほとんどを地下水に頼っています。



宮古島地方は、四方を海に囲まれているため冬季も比較的暖かく、夏季は海から吹いて来る風が炎暑を和らげています。四季を通して暖かい気候で、亜熱帯海洋性気候に属し、年平均気温23.6℃、湿度80%、雨量2,000oと高温多湿です。
1〜2月が最も寒く、最低気温は10〜15℃、極値は6.9℃(s42.1.16)が記録されています。5月中旬頃から、6月中旬頃までは梅雨で、梅雨が明けると本格的な夏になり、10月ごろまで連日最高気温30℃以上の暑さが続きます。夏秋季は台風シーズンで、特に、9〜10月ごろ強い台風が来襲する傾向があります。宮古島地方の降水の大部分は梅雨と台風によってもたらされるため、台風の少ない年は干ばつに見舞われます。 
10月下旬頃になると朝夕涼しくなります。そのころは宮古島の風物であるサシバの群が飛来します。また、冬季には北北からミーニシと呼ばれる冷たい季節風が吹きます。


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